こんな記事を見つけましてね。反論?記事を書きたいと思います。まぁブログのネタにしようかという軽いノリです。
最近ツイッターで過度に「フリーエンジニアいいぜ~」っていうつぶやきをしているので、ますます引っかかったというかね。
僕、今年で40歳になるんだけど、現在の貯金がZERO~(むしろマイナス)なので、あと5年ちょっとで5,000万円を貯金するのはほぼ不可能で、上の記事が正しいとすると不可死なので、早く反論しないと僕は死んでしまう。
さて、著者曰くフリーランスエンジニアの最大のリスクは「年齢による賞味期限切れ」だという。そしてその賞味期限はおおよそ45歳までらしい。
これでまず「エンジニア35歳定年説」が覆されてホッとしている。まぁ、俺今39歳だしな。
PMOとかITコンサルとかの上流になるともうちょい賞味期限が伸びるけど、そもそもそういうのがやりたくないから正社員じゃなくてフリーランスやってるエンジニアも多いと思うので、あくまで開発者としてやり続けることを前提として話をする。
はい、ほんとその通りです。僕は昇進したくなくて、でも日本ってやっぱり年功序列の概念が今でも根強く残っているので、やめてフリーになってずっと開発者を続けようと思ったし、僕は後発組なので、NTTデータとかいう無駄にデカい会社に行かされて全然開発の仕事をさせてくれなかったことへの危機感から会社(まぁ契約社員だけど・・)を辞めました。
それに加えて、40代になると家庭を持つ層が増え、生活コストが上がっていくことで、簡単には今の契約を切って現場を変えるという判断を下しにくくなる。
これはやや現実とかけ離れていると思います。自分が契約継続可否を判断する前に、お客さん側から契約終了の連絡が来ます。フリーランスエンジニアの案件の期間は1~2ヵ月が多くて、3ヵ月以上は「長期」と言われます。
あと、契約が切れても、次に高単価の契約が待っているので、特にここは問題ないかと。
家庭と一言でいっても、子どもなしのDINKSなのか一人っ子なのか子だくさんなのか色々ありますけどね。むしろ結婚している20代、30代の方がきついかも。というのは子どもが小さいだろうから奥さんが仕事できなくてダブルインカムじゃないから。僕は子ども3人いて、今は奥さん正社員なので、ダブルインカムなので正直契約が切れるとか切れないは大きな問題でないです。
たしかに「家庭を持てば時間的なリソースも限られてくるので、新しい技術に飛び乗ってキャッチアップするってことを繰り返すのも中々しんどくなる」し「開発者として価値の高いスキルセットをメンテし続けるってことの難易度が上がっていく」。これは間違いない。けど、やっぱりエージェントの営業が無理やり案件にブチ込んでくれるに違いない。
そしてやっぱり、世界中のウェブサイトの約8割はPHPで動いている。開発の根本はそんなに変わらないだろうし、例えばハードにサーバ構築してた人がAWS無理ってことは絶対ないだろうし、生PHPでゴリゴリやってた人が、Laravelほんまごめん・・とはならないのではないかと。やっぱり根っこを理解してる人って強いよね。
そういう意味で、家庭を持ってる人は本当に尊敬に値する。
独身なんですね。うらやましいなぁ。羨望に値します。
自分にそんなリスクを取る度胸は無いし、下手に小賢しくなってしまったので、よほどの幸運が舞い込まない限りは、この先、人並みの人生を送るのは無理そうだ。
ここで言うリスクって、「結婚して家庭を持つ」ことでしょうかね?「ずっと独身でい続ける」のと「結婚して家庭を持つ」のと、どっちがリスキーなのかは、個々の判断によりますけど、一概に「結婚して家庭を持つ」=「リスク」とはならないかと。扶養義務っていうのもありますし。
あと、生活保護っていうのもありますよ。