「夢はユーチューバー」じゃダメですか?

小学校にもよりますが、二分の一成人式というのがあります。これも学校によりますが、自分の夢を言います。うちの娘がちょうど10歳になって二分の一成人式に出たので、それを見ていたのです。すると大体100名くらいいるなかで、5名くらいの人が「僕の夢はユーチューバーです。」と言っていた。これは男の子に多かったね。

「あ、ほんとにそういう子がいるんだー。時代だなー。」と思ったんです。

そして後日、うちの奥さんと話をしていたら「〇〇さんとこの子は本当は夢はユーチューバーって言いたかったらしいねんけど、お母さんから「絶対にダメ。やめて。」と止められた」らしい。結局その〇〇さんの男の子はユーチューバーから「薬剤師」に変えたらしい・・。はぁ・・。

結局子供の夢って親によって操作されている部分ってあるわけですよ。子育てにおいて親のエゴってゴリゴリに入っているわけです。ちゃんと子供の本性と向き合って、ちゃんと見てあげて、本当に子供に向いている方向へ導いてあげるのが親の役目ではないでしょうか?

教育には大きく「学校教育」と「家庭教育」がありますよ。そういう意味で「親」というのは「家庭教育」における「先生」なわけです。「先生」って「先に生まれる」と書きますが、先に生まれただけで、子供は先生の言うことをきかなければいけないのは、実際かなり無理があるでしょう。私の思う「先生」の意味は「先に生まれた人」ではなくて、「先を生きる人」です。

ユーチューバーのことをちゃんと親が理解していない。ちゃんとこれから子供たちがどのような社会を生きていくのかを考えなければ。

正直、ユーチューバーとして生きていくことはかなりのメリットがあります。まず前回の記事でも言いましたがユーチューバーは「労働者」ではなく「資産家」です。オリジナル動画は立派な資産であって、著作権が発生します。ユーチューバーは著作権者なわけです。また、ユーチューバーは未成年でも始めることができますので、若いうちから収入を得ることができ、親にとってもありがたいことです。自己表現能力も増します。自宅からスマホ1台で始めることができ、リスクが少ないです。

潜在的に夢がユーチューバーの人が多いと思います。自信をもって進んで欲しいと思います。