自分ひとりで生きていけるプログラミングスキル伝授

一人の大人が暮らしていくために必要なお金は月15万円前後だと考えている。もちろん実家に住むのか、一人暮らしなのか、東京に住むのか、鳥取に住むのかで必要な金額は前後するけど、大体15万円あれば、一人で生きていけると思う。

プログラミングスキルを学べば、会社に属することなく一人で月15万円稼ぐことができる。もちろんデザイナーでも他の仕事でも可能かもしれないが、今回はプログラマーで月15万円稼げるようになるまでの具体的なプロセスを伝授しよう。

1.プログラミング技術を習得する

まずはPHPというプログラミング言語を入門レベルで習得しよう。そして、MySQLというデータベースも入門レベルで習得する。その後、LaravelというPHPフレームワークもある程度マスターしてほしい。これでスキル的には十分だ。

2.作業環境を整える

作業の効率化を図るためにAtomというテキストエディタを使おう。そしてローカル環境、つまり自分のパソコンの中にサーバとデータベースを構築するためにXAMPPというソフトウェアをインストールして欲しい。XAMPPをインストールすると自動でApacheMySQLが使える環境が整う。

プログラムのデバッグ(プログラムを1行づつ実行して確認する作業)を行うためにPHPXdebugというモジュールを設定し、Atomphp-debugというパッケージをインストールすると、作業がはかどる。

3.仕事をする(修行編)

仕事はクラウドワークスで探して応募する。まず3か月は無給で作業に集中しよう。といってもクラウドワークスでは報酬0円で仕事を受けることはできないので、1円で仕事に応募しまくる。そうすると実績がゼロでも依頼してもらえる。1円の仕事をしながら、実際のプログラミング技術を習得できる。

3か月の修行期間が終わったら、通常相場よりも安い金額で応募をかけていこう。例えば20万円の仕事を15万円で受ける感じ。そうすると依頼されやすいだろう。とにかく実績を作っていく。

4.プロクラウドワーカーになる

これを繰り返して実績を積むと「プロクラウドワーカー」の称号を得ることができる。また、月間ランキングにランクインすることもあり、ある程度の信頼を得ることができる。

「プロクラウドワーカー」になると一気に仕事の依頼をデフォルト以上の報酬で得られるようになってくる。この時点で継続的に月収15万円を得ることはなんら難しくない。

そして忘れてはいけないのは、一度仕事をもらった会社から継続的に仕事を貰うこと。やはり実際に仕事で成果を出した人に一番信頼してもらえる。

またクラウドワークス経由で仕事を受けると20%前後の手数料を取られるので、1度CW経由で受けた以降は、お互いの了承があれば直接取引をすれば手数料分貰える。

このようにして会社に属さず、パソコン1台とインターネットさえあれば、いつでも、どこでも、仕事することができ、かなり自由で快適な人生を送ることができるだろう。

特に独立する気のないサラリーマンもこのスキルを身に付けることをおススメする。「いざとなったら自分ひとりで生きていける」と思って会社勤めをすれば、会社でも自分の意見を言えるようになるだろうし、いつ辞めても生きていけるのだから、ブラック労働を強いられることも無くなるだろう。