営業職はAIに代替されるはず

たくさんの人が言っていることらしいが、「営業職はAIに奪われない」そうな。けど私はそうは思わない。その理由はたった一つなのであるが、「回る寿司の方が、回らない寿司よりも繁盛する」ということが証明している。

つまり消費者は商品を購入する際に、店員との対面コミュニケーションを望まないだろうという仮説による。ホリエモンの友達で、親が回らない寿司屋をやっていて、それを継いで全然うまくいかなかったのだが、店を回る寿司にしたら行列ができるほど繁盛した。というエピソードを語っていた。

回る寿司には店員による営業は一切ない。ただ、お寿司のお皿が回っているだけである。ある意味これは無人営業とも言える。実際にどういうネタのお寿司があるか、その商品自体の提示こそが営業そのものということでしょう。

これも年代によって異なるらしいが、B to Bの営業はなくならないという人もいる(ワークスアプリケーションの牧野氏)が、B to Bの必要備品もネットで購入するという人もいる(堀江氏、落合氏)。これは習慣の問題であって、時間の問題なのかなと。

少なくとも、売りたくない商品を売らなければいけない、ノルマがある、という営業職はなくなるのではないでしょうか。「楽器が大好き!」という人が楽器屋の店員になるのとかはいいと思いますよ。営業の定義が変わるっていうんでしょうかね。嫌だけどしなければいけない営業というのがなくなるんだと思います。

まずは嫌な仕事がなくなるのがAI時代ですから。なので、営業職ではなくて世間話職になっていくかと。